こんにちは、ヨッシーです。
日本株の単元未満株取引においては欠かせない2つの証券会社。
【SBIネオモバイル証券】と【日興フロッギー】。
どちらの口座を開設すればいいのか悩まれている方もいるのではないでしょうか。
こちらの記事ではその答えをお教えします。
まず始めに結論を言います。
それは、
両方の口座
を開設しましょう。
その理由について解説していきます。
まずは、それぞれの証券会社の特徴について紹介します。
SBIネオモバイル証券の特徴は?
SBIネオモバイル証券の特徴は大きく3つあります。
- 定額制で取引可能
- Tポイントが毎月200Pもらえる
- Tポイントを使って取引可能
定額制で取引可能
SBIネオモバイル証券は、月額220円(税込)で月50万円までの取引が可能です。
もし、月50万円を超えると金額に応じた月額手数料がかかります。
- 50万円超〜300万円以下→1,100円(税込)
- 300万円超〜500万円以下→3,300円(税込)
- 500万円超〜1000万円以下→5,500円(税込)
- 以降、100万円毎に1,100円(税込)が加算(上限なし)
月50万円までの取引なので、購入や売却を行うことでの金額も含まれます。
例:
25万円分株式を購入し、次の日26万円で売却した場合、合計取引金額は51万円になるので月額1,100円(税込)かかります。
Tポイントが毎月200Pもらえる
毎月Tポイントが200Pもらえます。
月額220円(税込)の場合、実質20円で取引ができます。
Tポイントを使って取引可能
毎月もらえるTポイントを含め、普段使いで貯めたTポイントを使って、株式購入に充てることができます。
日興フロッギーの特徴は?
日興フロッギーの特徴は大きく3つあります。
- 100円から投資できる
- dポイントを使って取引可能
- 購入手数料が100万円まで無料
100円から投資できる
通常、株式取引は、株数取引で1株分の金額が必要となってきます。
日興フロッギーでは、最低100円から100円単位で金額指定の取引ができます。
dポイントを使って取引可能
貯まったdポイントを使って、株式購入に充てることができます。(最低100P〜)
dポイントの出口戦略として考えるのもありですね。
購入手数料が100万円まで無料
一回の取引が100万円以下なら購入手数料が無料。
100万円を超えると1.0%の手数料がかかります。
※売却の際は、以下手数料がかかります。
- 100万円以下 → 0.5%
- 100万円超 → 1.0%
両方の口座を持つメリット
両方の口座を持つメリットは3つあります。
- 値嵩株の購入
- 株式関係書類
- ポイントの出口戦略
値嵩株の購入
一番のメリットは、値嵩株(ねがさかぶ)の購入。
ファーストリテイリングや任天堂といった株価の高い株式のことを値嵩株と言います。
この値嵩株をネオモバで保有しようとすると、1株単位でしか購入できないのでなかなか手が出せないと思います。
フロッギーの場合は、最低100円から100円単位で購入できるので、手が出せなかった銘柄を保有することができます。
自分の欲しいと思う銘柄の中で値嵩株はフロッギーで購入し、それ以外はネオモバを利用するといった使い方もできます。
株式関係書類
ネオモバの場合は、1株でも自分名義扱いとなるので株式関係書類が届きます。
フロッギーの場合は、単元株化するまでは、SMBC名義扱いとなるので株式関係書類は届くことはありません。
※SMBC名義扱いですが、配当金は通常通りもらえます。
1株保有でもらえる優待等は、ネオモバで購入し、それ以外はフロッギーを利用するといった使い方もできます。
※1株保有でもらえる銘柄の代表例は上新電機。
上新電機の優待内容については、次の記事をご覧ください。
もし、ネオモバで大量に銘柄を保有すると、下記のような株式関係書類が銘柄数分届きますので、ご注意ください。
運用は、計画的に。
下記の写真は、およそ1年半の間で届いた書類です。
ポイントの出口戦略
ネオモバならTポイント。
フロッギーならdポイント。
それぞれのポイントを使って株式を購入することができます。
出口戦略を多く持っている方が、有効活用できますね。
ポイントを使って、株式を購入できれば、次のような考え方もできます。
- ポイントが株式に変わる。
- 株式から配当金がもらえる。
- 配当金は株式へと再投資する。
このループを繰り返すことで、ポイントが配当金というリアルマネーに生まれ変わります。
こう考えるだけで何だかワクワクしませんか?
まとめ
SBIネオモバイル証券と日興フロッギーどちらの口座を開設すべきか?でした。
その結論は、両方の口座を開設しましょう。
その理由は、大きく3つ。
- 値嵩株の購入
- 株式関係書類
- ポイントの出口戦略
両方の口座を上手く使い分けることで、欲しかった銘柄を購入することもできます。
また、株式関係書類が届くか届かないか。
これによって、ネオモバでは1株優待専用口座として、フロッギーでは、配当金目的用口座として運用することだって可能です。
ポイントの出口戦略も多く持てば、使い道を考える必要もなくポイントを有効活用もできちゃいます。
私の使い方としては、下記の通りです。
- ネオモバ →配当・優待目的用
- フロッギー→値嵩株、J-REIT、インフラ投資法人
ネオモバでは、主に配当・優待目的でコツコツ投資用として運用しています。
買える金額の銘柄に関してはネオモバ一択です。
それに対してフロッギーでは、主に値嵩株、J-REIT、インフラ投資法人に集中して運用しています。
任天堂やファーストリテイリングなどの値嵩株はネオモバで保有しようと思うとなかなか手が出しづらい金額ですよね。
また、J-REITやインフラ投資法人も一口単価が高いですが、こちらもフロッギーにて100円単位で100円から投資できます。
J-REITとインフラ投資法人を組み合わせれば、毎月配当も実現できます。
これはもう使わない手はないでしょう。
あなたならどちらの口座を開設しますか?
自分に合った口座を片方だけ開設するのもありですし、両方の口座を開設し、メリットを最大限活かすのもありです。
どちらの口座もおすすめですので、単元未満株取引に興味がある方は、口座開設の検討をしてみてはいかがでしょうか?
それでは、また。
投資にはリスクをともないます。
株価下落リスク、減配・無配リスク、優待廃止リスクなど様々なリスクがあります。
投資する際には十分承知の上、自己責任でよろしくお願いします。